店内も、正に隠れ家っぽい。全体は漆黒の色調を基盤としていて、今にも前衛的な小劇団が飛び出しては己の主張を声高にのたまひそう。
ライトもバーのように暗めなので、意中のカレをオトして結婚に持ち込みたい肉食腐女子は、思い切って麺デート誘っちゃおう。
料理が苦手でも此処へ連れ込みさえすれば、カレのスタマクを掴める。
ライトマジックも手伝い、アナタだって普段よりゆるふわに見えるし、カレはきっと舌巻く。
しかし、ランチデートならば、外に出た途端さんさんとした陽が顔に直射して、それはまあひどいもんになるからブスは気を付けて。