もしもドラクエの魔法が1つ使えるとすれば何選ぶ①

・メラ(敵1体に火炎の打撃)
火が無い時代ならともかく、現代は様々な道具で火が起こせるので重宝されない。
ドラマ”北の国から”で猛吹雪の中、五朗が凍死寸前にまで陥り、火が大至急必要になったが、寒冷地で自給自足の生活を試みない限り、そのような危機的状況は滅多に訪れない。
言うまでもなく、メラミやメラゾーマほどの強火が必要とされる場面が思い付かない。


・イオ(敵全体に爆発のダメージ)
ホワイトカラーの企業戦士にとって全く不要である。
例外的に、何らかの解体作業には役立つかもしれない。イオナズンが使えるようになれば、ビル解体現場で重宝されるであろう。


・ライデイン(敵に雷を落とし攻撃する)
電流を発するとはいえ、あくまでイカズチなので、用途が見当たらない。
停電時に使用したところで、電力供給が過剰なので、大抵の機器はショートする。ギガデインは大火災も招かねない。


・ヒャド、ヒャダルコ、ヒャダイン、マヒャド(敵に冷気のダメージ)
真夏のアウトドアで、ビールをぎんぎんに冷したい時に便利。
また、学園祭では、何かしら多量の氷が必要になる。札幌雪祭りでは、大活躍が期待できる。
ただし、人気の無い所で氷を出し、それを運搬、加工する段取りを組まなければならない。また、冷却したい対象物に直接浴びせると、破損させてしまう。


・バギ(竜巻を発生させて敵を巻き込む)
嵐を呼ぶ男として、嵐の番組に呼ばれるかもしれません。


・アストロン(全員が鉄の塊となり、敵からの一切の攻撃・呪文を無効化するが、自分も一切動けない)
”世界ビックリ大賞”や、”投稿!特ホウ王国”に出演でき得る。

「どんなモノをも貫く矛で心臓を突かれても、どんなモノにも貫かれない盾の角で頭部を殴打されても、私の身体はビクともしません」
「エエエエエエエェーーー!!」
「では、やってもらいましょうっ!」

ジャラララララララララララララララララン、

バン!

バン!

バン!

ベルが鳴り、シンバルの音と共にアストロン者が突かれる、突かれる、殴打、殴打、殴打。
その度に、オーという目を丸くした歓声にスタジオは包まれるに違いない。
中国雑技団もビツクリだが、アストロンが解けるのと同時に攻撃行為がされてしまうと、放送大事故になってしまいお蔵入り。


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