台湾旅行の際、いつ、どこで両替するのが得か

台湾旅行の際、いつ、どこで両替するのが得か…

ネットで調べてみると、

・円を元(台湾ドル)に両替するのも、元(台湾ドル)を円に両替するのも、台湾で両替した方が良い。
・台湾の空港で両替すると手数料が掛かるので、空港の外の銀行でした方が良い。
・台湾では、どの銀行で両替しても、大差は無い。

という情報が多く見られた。

高雄のゲストハウスに勤めていた青年は、
"日本のクレジットカードを台湾のセブンイレブンで使い、日本の自分の口座から台湾ドルで引き出すのが一番得"
と言っていた。

自分の場合は、日本円を20万円持って行き、とりあえず10万円を台湾の空港で両替した。
明細を見ると、手数料が90円ぐらい掛かっている感じだった。空港外の台湾銀行は手数料0なので、こちらの方がやや得である。

それよりも、10万円を両替して得た金額は、約3万元(台湾ドル)。
台湾の紙幣には、1万元札が無く、大きい金額が1000元札なので、3万元だと30枚!
両替してない日本紙幣10万円分を足すと、40枚!!
1000元札を1枚くずすと、500元1枚と100元5枚で、更に5枚増えることになるので、
合計45枚!!!

2つ折り財布が、折り畳めないぐらいパンパンになってしまった。 
しかも台湾紙幣は日本のように綺麗ではなく、結構しわくちゃになっているのもあるので、空気が入って余計に膨らんだ。

ズボンの中で財布が開いて、股間が膨らんでいる状態みたいになっちまって。しかも、左ポケットに入れているので、左曲がりな形状になってリアル。

そこで、紙幣を2つ折りにして、財布の紙幣入れの左右に分け、真ん中が空くようにした。多少閉まるようになったが、2つ折り紙幣により厚さが2倍になったので、パンパンパンパンになり、歩を踏む度に財布から紙幣が飛び出すようになった。

そこで、紙幣を更に折り畳んで、小銭入れにも収納することとした。できるだけサイズを小さくしようと、3回、4回と折っていくと、サイズは小さくなるが、その分厚みが増してカチコチになってきて、指で折るのが難になってきたので、足で押さえたり、紙幣の上に乗って、全体重かけて圧縮したりした。
そんなこんなで、42回折った紙幣の上に乗ると、自分は月に居た。
ウーム。たった42回折っただけで、月まで行くかねえ?

しかし、紙の厚さを0.1㎜とすれば、1回折ると、厚さは0.2㎜。2回折ると、0.4㎜。3回で0.8㎜と、1回折るごとに、厚さは2倍になっていく。

『紙の厚さ=0.1㎜×2の紙を折った回数乗』

となるので、42回折ったら、厚さは、0.1㎜×2の42乗は、439804651110.4㎜。
すなわち、約44万kmになる。よって紙の厚さは、地球から月までの距離(約38万km)を超える。
10回折った時は10センチ程度だったが、25回の時に富士山ぐらいだったのか…夢中で気付かなかった。

"月面着陸に成功したアポロ11号のコンピューターの性能はファミコン以下"というトリビアがあったが、もっと原始的な方法、紙を折るだけで月まで行ってしまった。

酸素を持って来てないので、札から飛び降りた。
地上へ戻り、月まで突き抜けている1000元紙幣を左ポッケに入れると、とてつもないモノが突起してるように見えた。
月とスッポン